目を貸して!
目を貸して!
私のお客様には盲人もいる。
契約の更新や新規契約で客先を訪ねる。
自動車保険や火災保険、積み立ての傷害保険などである。
「NIJIさん、目を貸して頂けますか?」
「このハガキは何の連絡ですか?」
私は、はっとした。
健常者なら「代わりに読んでくれますか?」と言うはずである。
「目を貸して頂けますか?」
盲人ならではの言葉である。
爽やかな言葉であった。
私は盲目ではないが目が悪い。
細かい字を読むのは苦手である。
だから、私のページは文字を大きくしてある。
最近は、新聞などの細かい文字が読みづらい。
眼鏡をかければ見えるが、あえて、「○○君(息子)、目を貸してくれる?」と言ってみた。
意味が解ったようである。(=^・^=)
「同病相哀れむ」という言葉がある。
私は困っている人の力になりたい。
私に出来ることなら、どんな事でも・・・。
彼らはこのページを見ることは出来ない・・・。
しかし、同じ人間として同等の権利を有している。
=同病相哀れむ=
此処では「助け合う」という意味で使っています。